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ミサ曲ロ短調

「ロ短調ミサ曲」は
バッハとしては珍しく
劇的で感情表現が豊かな曲です。

10年近く前
体調不良をかかえた私は
東京出張のついでで
NHKホールでこの曲を聞きました。
指揮はブロムシュテットでした。
1週間後に入院を控えていました。

最初の一音が鳴った瞬間から
いきなり音楽の大きな渦の中に放り込まれたようでした。
音楽は有無を言わせぬ力で私を支配しました。
演奏の良否などはまるで問題ではなく
バッハの音楽だけが存在していました。
私はただ涙があふれてくるだけでした。

「神」だとか
「絶対」だとか
「運命」とかいう
それまでは考えたこともなかった言葉が
頭の中を去来して、

このタイミングで
他ならぬ「ロ短調ミサ曲」とめぐり逢い
このような経験をするということが、
これからくる入院の結果を暗示しているようで
非常に複雑な気分になったものです。

結局、入院の結果はたいしたことがなくて
(だからこそ今日があるのですが)
私の心配は杞憂に終わったわけですが
それ以来「ロ短調ミサ曲」は
私にとって少し特別な曲となったのです。


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